おはようございます。
山梨県甲府市にある頭痛専門とき整体院の青山光希です。
カフェインそのものには実は目を覚ます作用はなく脳内の「アデノシン」という物質をブロックする(脳に認識できなくさせる)働きしかありません。アデノシンという物質は脳が活動した後に出るカスのようなイメージです。アデノシンは覚醒作用のある「ドーパミン」という神経伝達物質の効果を落とすことで眠気を引き起こし、睡眠をとることで脳から除去されます。脳にたくさんカスが溜まってくると人は眠ることで脳の掃除をします。
カフェインにはこのカスが溜まっていることを脳が認識できないようにする作用があります。結果として脳内には疲れによるカスが沢山あっても気づかず元気に起きていられるようになるのです。一方でカフェインの効力が消えた時に脳内のカスに気づくので一気に疲労感がわかるようになります。
ではなぜそのカフェインが原因で頭痛は起こるのか。カフェインには解熱鎮痛作用があります。この作用は血管を収縮させることで得られるものです。カフェインが体内にある間は脳の血管が収縮し一時的に頭痛が良くなったように感じます。ただ体内から消えていくと血管収縮作用が失われ脳の血管が拡張していき、脳の表面の膜がピンと張ることで頭痛が生じます。結果としてカフェインがないと頭痛がする!という負のスパイラルが生まれることになるのです。こうなってしまうとカフェインを摂る量を自分で調整するのは困難です。カフェイン頭痛はカフェインを毎日235mg以上摂取していた人の半数に発生するリスクがあります。頭痛の他にも集中力の低下、イライラ、眠気、倦怠感、胃や関節の痛みがあります。カフェインをやめた後12〜24時間に発症した症状はカフェインの離脱症状と考えるべきです。大体48時間でピークになり2〜9日ほど継続します。
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